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  • カンボジアの賃貸住宅について

    2025.06.23

    みなさんこんばんは。
    5/28日以降少し情勢が変わってきております。
    私も以前観光で行ったことがあるのですが世界遺産「プレアビヒア寺院」を巡る緊張状態。
    タイ・カンボジア国境で再び軍事衝突。。。

    2025年5月28日早朝、タイ東北部ウボンラチャタニ県とカンボジア北部プレアビヒア州の国境付近で、タイ軍とカンボジア軍が銃撃戦を交え、カンボジア兵1名が死亡した。この地域は、2013年のICJ判決でプレアビヒア寺院の所有がカンボジアにあるとされたものの、周辺地域の領有を巡って緊張が続いている。

    今回の衝突は、観光地としても知られる寺院周辺の安全性を揺るがし、不動産投資や越境経済にも深刻な影響を与える可能性がある。

    【不動産・経済影響】

    タイ・カンボジア間のインフラ整備計画(鉄道・高速道路・物流拠点など)が停滞し、国際物流や開発型不動産投資に影響。
    地政学リスクの増大により、投資家はリスクプレミアムを見直す必要があり、現地開発に慎重な姿勢が見られる。
    一部REITでは観光系資産に不安が残る一方、倉庫や物流型資産は相対的に安定性が高いと見られている。
    国境が一時封鎖された場合、クロスボーダー経済活動や農産品貿易にも支障が出る見込み。
    【タイ在住カンボジア人の影響】
    タイには多くのカンボジア人が働いており、越境労働者や長期滞在者も多数存在する。国境紛争により以下の懸念が広がっている。

    国境封鎖により越境通勤が困難となり、収入減や就労停止に直面する。
    ナショナリズム高揚により、移民差別や排外的言動の増加が懸念されている。
    移民コミュニティに対する社会的圧力が強まり、学校や医療アクセスにも影響が波及する可能性がある。
    【ASEANと地政学リスク】
    タイ・カンボジアの対立はASEAN加盟国間の連帯にも悪影響を及ぼしている。地域外交の信頼性低下、調停プロセスの不在が、域内投資全体に与える影響も小さくない。

    【歴史的背景】

    フランス植民地時代の地図解釈を巡る対立から始まり、1962年のICJ判決ではプレアビヒア寺院本体の所有権をカンボジアとした。
    しかし、周辺の山岳地域については判断が曖昧で、2008年のUNESCO登録以降も小競り合いが継続している。
    近年は観光客の国歌斉唱が制止されるなど、一般人レベルの緊張も高まっている。

    【不動産投資家への提案】

    地政学リスクを評価した上での投資判断が必要であり、ICJ判決などの法的枠組みに基づく保証のある地域へ分散投資することが望ましい。
    政治・軍事リスクをカバーする保険商品の導入、地元当局との関係構築も重要なリスク管理

    このエリアは銃をもった軍人たちが至近距離で目を光らせている状態だったので行った時は驚きましたが再び勃発してますね。
    この影響により、自分たちのプロジェクトにはタイからカンボジアに戻ってきたカンボジア人たちが住みたいと賃貸住宅を借りてくれて一気に顧客が増えている状態です。

    日本人や外国人を売却先やターゲットに不動産投資をするというのと同時に、カンボジア人相手に不動産投資をするという2点で不動産投資をしているとある意味リスク回避になるのかな。と今回の件においては思いました。
    悪そうに見える状況も場所が変われば好転するということもあるんですね。

    14部屋が一気に埋まりました。
    本当に何があるかわからない。
    だからこそ面白い。

    根付くか不安だったブーゲンビリアも根付いて力強く根を張っています。