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カンボジアの塗装の難しさについて
2024.11.15カンボジアの塗装の難しさについて。
まぁ…カラーサンプルと違う色になる。
日本でも壁の色選びはとても難しく大変なので同じなのかなぁと思うようなちょっとひどいなぁと思うような。。。写真では伝わらないこの感じ。
私は1132を選んだのです。
伝わるかな。携帯で撮影した時点で少しずれているのですが。
サンプルでは少しマットな感じのグレーベージュベースなのです。
2024になるとマゼンタがはいっちゃう。
と色はCMYKでコントロールしているはず。
(シアン、マゼンタ、イエロー、印刷プレートの「キープレート(Key plate)の頭文字を取ったもの(黒を表す色ではありません)
で構成されています。
そして完成した建物の色がこちら!
オレンジの色が強い。
Yが強いんですよねー。
たぶん。
品番とか全部ちゃんと確認したかと言うと確認した。と。
カンボジア人配色間違えてない?と聞くと機械に数字を入れて混ぜて作っているから間違えようがないとのこと。前作ったインクがYだったらそれに引っ張られたり
少なかったとかで偏ったり紙の印刷と同じようなことおきるのかしら。。。
輪転じゃなくて練ってるだけだからカンボジアならおきそうですね。
たぶんそのあたりだろうな原因。実際に行って目で確認しても修正の仕方がわからないだろうな。
難しいな。
現地でテストしてOKかNGかどうかの指示をしないとベストな色は出せないということがわかりました。
ちなみに日本でこういうデータを作り色のイメージ合わせたり
ここを塗ってほしいと指示をしました。
今まで面で色をつける事は避けてきたので初めてのことだったので勉強になりました。
そもそも今回色を塗らなければいけなくなったのも外で使用できると言われたデコレーションが西日で曲がりくねってはずれまくったからという理由です。日本だったら保証があったりするのですがカンボジアの場合、買うときは保証5年とか言いますが。
いざ保証を適用できた事例をきいたことがありません。仕方ない。と外して塗装に変更するしか選択肢がないのです。
外装デコレーションのコストは無駄になります。
結構高かったのでショックです。
手作りのバルコニーの手すりも錆びてきているので再塗装です(職人が錆止めの下地を知らなかった時代の名残)
色々と新しい挑戦をするとダブルコストになることが多いように感じますが挑戦せずにはいられない。普段はこのカラーサンプルを使用することがほとんどです。
いい色がなかったので現地のfacebookで他のカラーサンプルを探しだしてそのお店に問い合わせてもらい手に入れた新しいカラーサンプルがこちら
カラーの量が違いますね。少し安っぽい色に感じますが写真でみると現場が明るくていい感じですね。
ビンセントはとってもお気に入りのようで大満足していました。
ちょっと安っぽくない?と聞くと。
「そんなことない」とのことです。色の感覚ビンセントともシリとも一度も一致したことがないので自分を信じることをつらぬくようにしています。
難しいなぁ。色。
自分的にはグレーでいきたかったのですが暗すぎると言われました。
まぁ写真で見ると確かに明るくていいですね。これをカラーの基準にしてここから選んでいくようにしようと思います。
次回は混ぜる現場にも行くようにしましょうね。引き続き頑張ります!
プノンペン市内ではJタワーの壁を塗装したりする別の業者さんがいます。
カンボジアプノンペン・タックマウ・コンポンスプーの不動産開発・住宅・ボレイの建設はお任せください。