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プノンペンのコンドミニアム購入時の税金について
2024.11.15たまにはかたいお話を。
ということでお問合せがあったコンドミニアムに関連する税金について説明します。カンボジアでは不動産市場が発展しており、外国人も自由にコンドミニアムを所有することが可能ですが、購入・保有・売却に際してさまざまな税金が発生します。
1. 購入時の税金
不動産譲渡税(Transfer Tax)
税率: 購入価格の4%。
コンドミニアム購入時に一度だけ支払います。この税金は通常、購入者が負担します。2. 年間の保有税
不動産税(Property Tax)税率: 固定資産評価額の0.1%。
政府による評価額に基づき、毎年課税されます。評価額は市場価格より低く設定されることが一般的です。
管理料: コンドミニアムの管理費は税金ではありませんが、毎月の費用として別途必要になります。
不動産管理料(Specific Tax on Immovable Properties, STIP)コンドミニアムが高額物件に該当する場合、追加の課税がある場合もあります。
3. 賃貸時の税金
賃貸収入税(Rental Income Tax)税率: 賃料収入の10%。
賃貸収入がある場合に発生し、申告と納税が必要です。4. 売却時の税金
キャピタルゲイン税(Capital Gains Tax)税率: 売却益の20%。
2020年に導入された税制で、不動産売却益に対して課税されます。売却価格から購入価格や関連費用を差し引いた利益が対象です。5. その他の費用
印紙税や登録費用: 不動産登記や所有権移転の際に発生する追加費用があります。
VAT(付加価値税): 新築物件の場合、課税されることがあります。
外国人の注意点
カンボジアでは外国人が土地そのものを所有することはできませんが、コンドミニアムのような建物(2階以上の物件)は所有可能です。ただし、購入時や税金の支払いには専門家や弁護士に相談することをおすすめします。これらの税金を考慮することで、カンボジアでの不動産購入や保有に関する計画をより適切に立てることができます。
日本人とカンボジア人 かけられる税金の差はすごい大きいみたいです。
ソフトタイトルの土地売買レベルだと支払っていない人がほとんどだと思います。日本も見習うべきところが多いなと感じることが多いです。
地面を今どき外国人が好きに買える国なんて日本だけな気がしますね。
余談ですが外国人が日本で土地を買おうと思うと銀行口座の開設が必要。
悪いことしませんよーという誓約書にサインをすれば比較的簡単にその手順は踏めてそれがあれば買えるという恐ろしいフローで出来上がっているようです。