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カンボジアにモノレールと地下鉄がやってくるみたいです。
2025.02.22皆さんこんばんは。
IZI REALESTATEです。今日は驚きのニュースです。
Amazing Cambodia, Visit CambodiaというFacebookの記事であがっていました。カンボジア新空港に開通予定の鉄道 プノンペン南部の交通渋滞問題の解決策と、2025年7月に正式運用開始予定の「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)開港後の未来展望について
現在、カンボジア政府は、プノンペン南部の交通渋滞問題の解決策として、軽量鉄道(LRT)や地下鉄(Metro)の建設計画を検討しているようです。
特に、2025年7月に予定されている「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)の開港後、空港と首都プノンペンをつなぐ交通インフラの整備が急務となります。
政府は、約35億米ドル(約5250億円)を投資し、次の2つの鉄道路線を計画しています。
現在、中国のChina Metro GroupおよびGuangzhou Metro Groupが、詳細な設計調査を進めており、今後政府に提案が行われる予定です。
1. LRT(軽量鉄道)路線:「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)
この新しい鉄道路線は、主に空港利用者や観光客の輸送を目的とした**軽量鉄道(LRT)**です。ルート:プノンペン – 「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)
総距離:約20km
目的:空港と市内間のスムーズな移動を実現し、渋滞を緩和
2. 地下鉄および高架鉄道(Metro / Monorail / AGT / Subway)
プノンペン市内には、地下鉄やモノレールなどの公共交通システムが導入される計画です。総距離:約20km
システム:地下鉄、モノレール(AGT)、高架鉄道など
✅ 地下鉄・モノレール・高架鉄道を組み合わせた安全なシステム
✅ 低騒音設計で快適な移動を実現
✅ 渋滞の解消と環境負荷の軽減
現在の進捗状況
Cambodia Airport Investment(CAIC)は、将来的な鉄道建設のために、「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)からプノンペンへ至る土地の確保を進めています。この路線は、プノンペン南部の60メートル道路沿いに敷設される予定です。この新たな鉄道インフラ整備計画は、プノンペンの交通渋滞の緩和だけでなく、都市の発展や経済成長にも大きく貢献すると期待されています。
どこの国も鉄道の発展が国の発展に必須。
イオン3の前の道路が全部で8車線分とられているのをみて鉄道が来るのかなと予測していた人たちは多いと思いますが正解でしたね。「テコ・クロン・タクマウ国際空港」Techo Takhmao Int’l Airport(タクマウ市)の開港に伴い、空港アクセスの向上や、市内交通の近代化が進むことで、より快適で効率的な移動環境が整備されるでしょう。
China Metro Group および Guangzhou Metro Group とは?
1. China Metro Group(中国地铁集团)
China Metro Group(中国地铁集团)は、中国の都市鉄道や地下鉄建設を専門とする企業グループの一つです。主に中国国内外での地下鉄(Metro)やモノレール、高架鉄道(LRT)などの建設・運営を手がけています。✅ 主な事業:
都市鉄道(地下鉄・モノレール・LRT)の設計・建設・運営
鉄道インフラの管理・メンテナンス
鉄道技術の開発・輸出
✅ 海外展開: 中国国内だけでなく、東南アジアやアフリカなど、各国の都市鉄道プロジェクトにも関与。特に**「一帯一路」構想**の一環として、カンボジアやラオス、インドネシアなどの鉄道開発に関心を示しています。2. Guangzhou Metro Group(広州地鉄集団 / 広州地下鉄)
Guangzhou Metro Group(广州地铁集团有限公司)は、中国広東省広州市の地下鉄(Metro)運営会社です。1992年に設立され、現在では広州全域で地下鉄ネットワークを展開。中国国内でも特に規模の大きい地下鉄運営会社の一つです。
✅ 主な事業:
広州市の地下鉄システムの建設・運営
地下鉄車両・駅の管理
鉄道関連技術の輸出
不動産開発や商業施設の運営(地下鉄駅併設のモールなど)
✅ 広州地下鉄の特徴:総延長:600km以上(中国国内トップクラス)
路線数:16路線以上
利用者数:1日当たり約1,000万人以上(世界でも有数の規模)
✅ 海外展開:カンボジア(プノンペン)
インドネシア(ジャカルタ)
ベトナム(ホーチミン) など
同社は海外の地下鉄・モノレール開発にも積極的であり、今回のカンボジア・プノンペンの鉄道プロジェクトにも関与していると考えられます。まとめ
🚆 China Metro Group:都市鉄道の設計・建設・運営を行う企業グループ
🚇 Guangzhou Metro Group:広州市の地下鉄運営を担う企業で、海外鉄道開発にも積極的この2社がカンボジア政府と協力し、プノンペンの新たな都市鉄道プロジェクトを進めているというわけですね。今後の進展に注目です!
プノンペンの新鉄道プロジェクトの予定時期 🚆
現在、プノンペンのLRT(軽量鉄道)および地下鉄(Metro)プロジェクトは、China Metro GroupおよびGuangzhou Metro Groupによる詳細設計調査の段階にあります。カンボジア政府への正式な提案・承認を経て、建設が開始される予定です。📅 予想されるスケジュール
✅ 2024年~2025年:詳細調査・政府への提案
✅ 2025年7月:テチョー国際空港(タクマウ市)開港
✅ 2025年~2026年:LRT・地下鉄の建設開始(予定)
✅ 2028年~2030年頃:LRT・地下鉄の一部路線開通(見込み)🔍 重要なポイント
テチョー国際空港は2025年7月に正式開港予定 🛫
空港アクセスのLRT(軽量鉄道)は、早期に着工・運用開始される可能性が高い
地下鉄(Metro)は、詳細な計画・資金調達が必要なため、開業までに数年単位の時間がかかると予想
現在の段階では、正確な開通時期は未定ですが、2030年までに一部路線が運行開始される可能性が高いと見られています。カンボジア政府の決定や資金調達の進展次第で、さらに具体的なスケジュールが発表されるでしょう!