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カンボジアのアクレダ銀行口座開設について
2021.09.05皆さん、こんにちわ。
日本人マネージャーのOkutaniです。今日はカンボジアの口座開設とアクレダ銀行について書き置きしておきます。
大前提ですがカンボジアに来て口座開設をする。
これが王道のセオリーです。
その口座開設もここ4年間でもかなり変化しております。
4年前は旅行者で住所がなくても誰でもパスポートさえあればどの銀行でも口座が開設できました。
今も簡単ではありますが少しづつ厳しくなり、住所やそれを証明する書類が必要等必要事項が増えている状況です。コロナ禍に入り以前の様に投資家さんたちが現地視察や口座開設に来ることが難しくなり話によく出てくるのがアクレダバンクの口座開設でした。
三井住友銀行が出資しているからという謳い文句ですね。
現地に行かずに日本から口座が開設できるという。
という事で現地アクレダバンクに日本人がいらっしゃるのでLINEを通話にした状態でスタッフに行ってもらいました。
質問内容
私:日本にいながらでも口座開設ができるときいたのですが…
アクレダバンク:基本的には無理です。
私:でもネットとかでよく見かけるし、友人からもできると聞きました。
アクレダバンク:企業としてなんらかの方法でやっているようですが承認している方法ではありません。
私:ではどうすれば
アクレダバンク:こちらに来ていただいて身分証明書を提出していただいてでないと…
私:私日本の会社のメインバンク三井住友銀行なんですけどそれでもどうしようもないですか?
アクレダバンク:日本の公証役場に行って証明書を出してもらって、それを持ってきていただいてこちらの公証役場で…しかし三井住友銀行からのご紹介で証明できるのであれば可能です。
私:では三井住友銀行に行って聞いてみます。アクレダ銀行サイトはこちらをクリックしてください
そして日本の三井住友銀行に行ってみて質問してみました。
私:カンボジアのアクレダ銀行の口座開設をしたくてそのサポートをお願いしたいのですが。
三井住友銀行:あ?あく?なんですか?
私:アクレダ銀行です。三井住友銀行が12.25%株を保有しているカンボジアの銀行です。
三井住友銀行:はぁ…アクレダ銀行…我々の紹介が必要…そういったご紹介、入出金履歴を出すことはあってもご紹介みたいな事はしたことがないのですが具体的にどういった事なのでしょうか
私:そうですか。顧客である事の証明という認識で受け取っていたのですがそういった事をされていないのであれば具体的にどういう書類が必要なのか確認しますね。
三井住友銀行:こちらも東京の本部に確認し、過去にそういったやりとりがアクレダ銀行とあったのか確認して折返しご連絡致します。みたいな流れになった。
もうすでに気分は複雑だ。
でもネットで調べると$1000〜$2000$で開設可能!とWEB広告まで打っている。
大手企業だとカンボジア独特のコネクションによる強力なパイプ枠がもらえるのかな。という見え方になりますね。Vincentいわく、危ない。との事でした。笑
本当に口座開設してるか日本側は確認する術がない。と最悪の想定を最初にするVincentでした。多くの大手の不動産会社がやっているようですので大丈夫そうに見えます。
次回カンボジアに行く時に訪問し具体的にきいてみようと思います。モバイル送金アプリでおなじみのToanChet(トーンチャット)やバコン等勉強しなければいけないですね…
現地でやり取りする分には100%と言っていいほどABA銀行が便利なのでなんともですね…日本からの送金は三井住友銀行→アクレダ銀行
そこからバンクカードでABA銀行に移動という形が日本人にとっては主流の流れになるので私もアクレダ銀行にトライしてみます。その場合の手数料は
基本手数料 7500円
1/20%のリフティングチャージ
例えば1000万円だったら5000円
関係銀行手数料 2500円とお安いですが$→$だった場合です。
現金での$は送ってくれません。
円から$に変える手数料 為替+2円くらいですかね。
これが高いですね。また日本の両替商のおすすめ、カンボジアの両替商のおすすめも記事にしますね。
我々自分たちの資産でスタートしており投資家さんのお金を預かるようになってはまだまだ時間が経っておらず勉強不足なところもありますが頑張って自分たちにしかできないサービスを築いていきたいと思います。引き続きご愛顧の程宜しくお願いします。
以下三井住友銀行サイトより転記
株式会社 三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、カンボジア中央銀行であるNational Bank of Cambodiaより8月12日付で認可を取得し、同国最大手の銀行であるACLEDA Bank Plc.(以下「アクレダ・バンク」、頭取:In Channy)の株式12.25%を取得することと致しました。当行は近年のカンボジア経済の成長を踏まえ、アクレダ・バンクと平成24年8月に同国におけるビジネスの協働を目的とした業務提携覚書を締結し、平成26年1月よりアクレダ・バンクが新設したカンボジア国外の企業向け相談窓口部署である「Foreign Corporate Unit」の運営を支援するなど、業務協働を進めて参りました。
今回の株式取得は、これまでの協働関係を一層強化することを企図するものであり、今後、当行は、プノンペン駐在員事務所の情報網に加え、アクレダ・バンクとの協働関係も活用しながら、カンボジアを含めたアジアにおけるお客さまのニーズにより一層お応えして参ります。
1.株式取得の概要
(1) 取得株式数 27,628,111株 (発行済株式総数の12.25%相当)
(2) 株式取得時期 平成26年9月の取得を予定2.ACLEDA Bank Plc.の概要
設 立 :1993年
本店所在地 :#61, Preah Monivong Blvd., Sangkat Srah Chork, Khan Daun Penh Phnom Penh, Kingdom of Cambodia
拠 点 網 :カンボジア – 252拠点、ラオス – 41拠点、ミャンマー – 6拠点
(2014年7月末現在)
総 資 産 :2,408百万米ドル(2013年12月期)
当期純利益 :81百万米ドル(2013年12月期)
上 場 :非上場カンボジアの不動産投資の醍醐味は高金利の銀行口座も大きなメリットの一つです。
でも投資されるのであればカンボジアに1度は来てみてほしいなと思います。
アンコールワットも見てほしいなと思います。
学校も再開が始まりますしもうすぐコロナ禍が終わる雰囲気を感じます。今年仕込んで来年花を咲かせる感じになりそうです。
引き続きがんばります!
ではまた。