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カンボジアプノンペン市内が10年に一度の大雨に見舞われました。
2023.07.082023年7月4日の夕方の豪雨に始まりカンボジアでは選挙を目の前に10年に一度と言われるレベチの水害に見舞われました。
その日の夜、私は空港に向かっていたのですが…
タクシーの運転手から「町が水没しているから空港へは行けないから断る!」と言われ一向にスタンスを変えずに大ピンチでした。
最終的には「5$追加」と私から交渉したのではなく相手から「5$」って言われて「OKOK]と言って空港へ向かうことができました。
水没と比較すると安すぎる交渉ではないかと疑問はすごくありましたが取り急ぎ向かってもらいました。
大雨は変わらずでしたが私の予想通り空港までへの道は水没しておらずなんのこっちゃという感じでした。しかし同時刻…BKK(ボンケンコン)にいた人たちからも「速く空港に向かえ!間に合わなくなるぞ!」と連絡が来ました。
それもそのはず…
ボンケンコンは同時刻にすでに水没していました。以下KHMER TIMESより抜粋
詳細記事はこちらから
以下毎年このシーズンは大雨に見舞われるのですが本当に経験したことのない大雨ですね。
公共事業・運輸省は、昨日午後のプノンペンでの大雨が過去 3 年間で最も多かった雨量で1時間に 153 mm に達したと発表したそうですね。
同省によると、この大雨によりプノンペンのほぼ14地区で洪水が発生し、中でも浸水がひどかったのはセンソック地区、ミエンチェイ地区、チバールアンポフ地区、ポーセンチェイ地区と新しく作った町のエリアも含めて市内のど真ん中ですね。排水や電気のインフラ工事が全然ダメなので現在数年前からBKKでも工事を進めていますがインフラの弱さが見えてしまいますね。
まさかの結論が以下…
同局長は、洪水問題を悪化させる可能性があるため、「排水溝にゴミが詰まっていない」ことを確認するよう地区当局や住民に要請した。ゴミ詰まりで片付けられたとさ。めでたし。めでたし。笑
イメージですが足に傷とかあったら死者でそうですが…どうなんでしょうね。風間聡さんのメコン流域における水と感染症 3 カンボジアにおける洪水と感染症を読むと
以下転用カンボジアでは、雨季に広い範囲で氾濫が生じる が、その地域の水系感染症の実態はよく理解されて いない。そこで、洪水氾濫の数値シミュレーション に大腸菌輸送を付加し、病原菌の時空間分布の把握 を行った。その動態と水系感染症の患者数との関係 を考察し、感染リスクを求めた。その結果、1)洪 水規模の拡大に伴い、大腸菌群の分布範囲は拡大す ること、2)閉鎖的水域においては水位上昇ととも に大腸菌群濃度は上昇し、そうでない箇所において は減少していく傾向にあること、3)氾濫域3州の水 系感染症リスクは洪水規模の拡大に伴い減少する傾 向にあるが、大規模洪水時は水系感染症の感染危険 域が拡大すること、が新しい知見として得られた。
との事…。やっぱりですね。
風間聡さん詳しくはこちらからプロジェクトはコンポンスプーで被害はあったものの大きな被害はありませんでした。
と思っていましたが先程連絡がきて…私達の土地は大丈夫でしたが…
道が割れました。